ラージャヨガについて
こんにちわ
やっと暖かくなり、家の中にいても暖房をつかわずにすむようになりました。
寒いとなかなか体を動かす気になれず、運動しなければと思いつつできないジレンマに苛まれて、自分自身が嫌になることもあります。
しかしやっと暖かくなり、動きやすくなりました。
といっても外で何かするわけでなく、家の中でほそぼそとヨガをする程度。
以前はいろいろな所へ習いに行っていたのですが、やり方を覚えてからは、自宅で気が向いたときに、やりたいことだけやるという怠けヨガ?勝手ヨガ?を行っています。
現代はヨガといえば、難しいポーズをするというイメージがあるかもしれません。
もちろんそういったヨガもありますが、もともとのヨガは解脱することが目的。
解脱=悟りを開くこと。
ですが、仏教やキリスト教と違って宗教のイメージはないかも。
宗教の目的って解脱すること、悟りを開くこと、覚醒することではないでしょうか?
もちろん、心の安定を図ること、平和に暮らすことなど、それぞれの考え方もあるでしょうが、たぶん宗教の目的はそれほどかわらず、皆が平和で仲良く暮らせるために皆の神聖を発揮しましょうということではないでしょうか?
どの道(宗教)をとおって神聖を発揮しようが同じこと。
その道の一つがヨガでした。
ほかの宗教が祈りをメインに修行したのと違って、ヨガは瞑想をしました。
現在はポーズだけがヨガだと思われているかもしれませんが、ラージャヨガには実際は8つの段階があります。
ヤマ
ニヤマ
プラーナヤーマ
プラティヤハーラ
ダーラナ
サマーディ
の段階があります。
サマーディが解脱のことです。
今日はヤマ、ニヤマについて考えてみます。
日本でいう道徳のようなものかなと思います。
ヤマの内容は
非暴力、不殺生
嘘をつかない
不盗(時間や物)
禁欲
不貧(必要以上に物を欲しがらないなど)
ニヤマの内容は
清浄(心や環境、行い)
満足、知足(自分の置かれている環境に感謝)
苦行、自制(ボランティア、精神鍛錬)
読経、学習、向上心
信仰(自分の神聖を信じる)
簡単に要約するとこんな感じ。
ですが、きっと奥深いです。
それぞれが通じるところもあって、自分の置かれている環境に感謝しつつも、向上心や学習は忘れず、他人にも自分にも敬意を忘れずに接する。
ということでしょうか?
今現在、コロナがはやって、経済的にも精神的にも自分自身が試されている時だと思います。そんな時には特にヤマ、ニヤマを忘れずに行動したいところです。